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空白のExcelを前に固まるのは終わり。事業計画書の「骨子」をAIに30分で書かせる技術

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空白のExcelを前に固まるのは終わり。事業計画書の「骨子」をAIに30分で書かせる技術

空白のExcelを前に固まるのは終わり。事業計画書の「骨子」をAIに30分で書かせる技術

「新規事業の計画書、来週までに出して」

上司からそう言われて、PCの前に座る。
Excelを開く。真っ白なセル。カーソルが点滅している。

「……何から書けばいいんだ?」

1行も進まないまま、気づいたら3時間が経っていた。
そんな経験はありませんか?

今日、その苦しみから解放します。
事業計画書は「書く」のではなく、「話す」ものです。
AIに口語で説明するだけで、きちんとした計画書の形式に整形してくれます。

1. なぜ「事業計画書」は難しいのか

事業計画書が難しく感じる理由は2つあります。

  1. フォーマットが分からない: 何を、どんな順番で書けばいいか知らない
  2. 言語化が下手: 頭の中にはあるけど、文章にできない

しかし、よく考えてください。
事業計画書は、難解な学術論文ではありません。
「このビジネスで何をしたいか」を説明しているだけです。

もし目の前に「投資する気満々のおじいちゃん」がいたら、あなたは説明できるはずです。
「こういうサービス作りたいんだけど、困ってる人がいてさ、こうやったら儲かると思うんだよね」

その「おじいちゃんへの説明」を、AIに対してやればいいのです。

2. 事業計画書の5つの構成要素

事業計画書5W1H(What/Why/How/Who/How Much)のピラミッド図

事業計画書は、実は5つの質問に答えるだけで骨子ができます。

  1. What(何を): そのサービスは何をするものか?
  2. Why(なぜ): なぜ今それが必要か?(市場の課題)
  3. How(どうやって): どうやって収益を上げるか?(ビジネスモデル)
  4. Who(誰が): 誰がターゲットか? 誰がやるか?
  5. How Much(いくらで): いくらで売るか? いくら儲かるか?

この5つに答えられれば、計画書は8割完成したも同然です。

3. 実践:AIとの対話で30分で骨子を作る

では、AIを「聞き上手なおじいちゃん」として、対話してみましょう。

Step 1: サービス概要を話す(What)

あなた: 「中小企業の経費精算をAIで自動化するサービス作りたいんだけど」
AI: 「いいですね。具体的にはどんな作業を自動化したいですか?」
あなた: 「レシートを撮影したら、仕訳まで終わるやつ」

Step 2: 市場課題を話す(Why)

AI: 「なるほど。その課題は今どれくらい深刻ですか?」
あなた: 「経理担当が毎月10時間くらい残業してるんだよね」

Step 3: ビジネスモデルを話す(How)

AI: 「収益はどうやって上げますか?」
あなた: 「月額サブスクで、1社あたり5,000円くらいかな」

Step 4: ターゲットとチームを話す(Who)

AI: 「ターゲットは?」
あなた: 「従業員50人以下の中小企業」

Step 5: 数字を話す(How Much)

AI: 「初年度の目標は?」
あなた: 「100社獲得できたら月商50万円だから、年間600万円かな」

この対話を終えたら、AIにこう頼みます。

「ここまでの内容をもとに、A4 6ページ程度の事業計画書ドラフトを作成してください」

すると、AIは構造化された計画書ドラフトを吐き出してくれます。

4. 明日から使えるプロンプト

事業計画書のドラフトを対話形式で作らせるプロンプトです。

あなたは新規事業開発のコンサルタントです。
私がこれから話す事業アイデアをもとに、事業計画書の骨子を作成してください。

# 進め方
以下の5つの質問に、1問ずつ順番に聞いてください。
1. What: そのサービスは何をしますか?
2. Why: なぜ今それが必要ですか?
3. How: どうやって収益を上げますか?
4. Who: ターゲットは誰ですか?
5. How Much: いくらで売り、いくら儲かりますか?

# 出力
全ての質問が終わったら、以下の構成で事業計画書ドラフト(A4 6ページ相当)を作成してください。
- エグゼクティブサマリー
- 市場分析
- サービス概要
- ビジネスモデル
- 競合分析
- 収支計画(簡易)

5. 叩き台がなければ磨けない

完璧な計画書を0から書こうとするから、何も進まないのです。
まずは30分で「叩き台」を作る。
そこから上司や経営企画と一緒にブラッシュアップすればいい。

「叩き台を見せて意見をもらう」のと、「何もない状態で相談に行く」のでは、議論の質が全く違います。

6. まとめ

* 事業計画書は「書く」のではなく「話す」もの。
* What/Why/How/Who/How Muchの5つに答えれば骨子ができる。

さて、計画書ができたら、今度は「通す」必要があります。
経営陣や投資家に、「やらせてください」と言わせる「ピッチ資料」です。

次回は最終回。投資家の心を撃ち抜く「ストーリー構成」と、AIにピッチ台本を書かせる技術についてお話しします。